フロボの自作シートデッキ⑦ 製作編-その3-

コンパクトカヤック

フロボ(フロートボート)の出航準備の時短ができ、ボートの上を広く使えるようになる「自作シートデッキ」。
その製作手順やポイントの第3回です。
自分だけの一品を手にするために、早速作業を進めていきましょう。

製作の第1~2回記事は以下からご覧ください。
フロボの自作シートデッキ⑤ 製作編-その1-
フロボの自作シートデッキ⑥ 製作編-その2-

使用する材料については、下記の記事で紹介しています。
フロボの自作シートデッキ③ 材料編-その1-
フロボの自作シートデッキ④ 材料編-その2-

今回は、シートマウントの取り付け部分の穴あけを紹介します。

シートマウントの取付位置

シートマウントとは、下の写真の部分であり、キャスティングシート(釣りをしているときに腰掛けるチェア)を設置するためのものです。

シートマウントにこのようにキャスティングシートを差して使います。
フットコンのエレキで釣りをする場合、キャスティングシートは必須になると思います。

それでは、参考まで私のシートデッキにおけるシートマウントの取付位置を紹介します。
シートマウントの中心部分は、ボートの進行方向から約12cmの位置です。

ボートを組み立てた際、下のイメージ写真のように、シートマウント(青矢印)とアルミバー(赤点線)が接触することのないよう、位置取りしてください。
シートマウントの中心となる位置が決まればOKです。

シートマウント取り付け部分の穴あけ

シートマウントの中心位置が決まったら、取り付け部分の穴あけをしましょう。

現段階では穴あけまでやっておき、取り付けまではしません。
なぜなら、下の写真のように、シートデッキの表面にパンチカーペットを貼った後にシートマウントを取り付けるためです。

それでは板材に取付用の穴を開けます。
私は直径約7.5㎝の穴にしていますが、もう少し小さくても大丈夫だと思います。
ホールソーをお持ちの場合は一発で穴あけできますね。
私はホールソーが手元になかったので、下の写真にある手順で穴あけしました。
最初にドリルで円周に沿って縦長に連ねていくつか穴を開けます。(赤い丸の部分)
次にその縦長の穴に引廻鋸を入れて、ぐるっと一周切断します。(水色の部分)
この部分は裏面で目につかないため、きれいな円にならなくても問題ありません。

以上が、シートマウントの取り付け部分の穴あけでした。
次回は、ボート本体の後端にシートデッキを固定する金属プレートの取り付けを紹介します。
では、また。

注意
シートデッキはボートの安全性に大きな影響を与えるパーツです。
この記事を参考に製作される場合は、御自分の判断で安全性に十分注意して御使用ください。
事故があった場合、筆者は責任を負いかねますので御了承ください。

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