フロボ(フロートボート)でのバス釣りを、快適で安全に楽しむためには、いろいろな道具を使用します。
私が使用している道具を中心に、思いつくまま不定期に紹介していきます。
今回のお題は、動力の主力選手であるエレキモーターの2回目です。
フットコンの操作方法や機構について紹介します。
フットコンの上げ下ろし
前回はハンドコンの操作方法を簡単に紹介しました。
ハンドコンはプロペラ部分と操作ハンドルが直結しているため、構造も操作方法もわかりやすいですよね。
一方、フットコンはプロペラ部分と、足で操作を行うフットコントローラー部分が離れているため、使ったことがない方には少しわかりにくいと思います。
では早速、フットコンを水中に下ろしてみましょう。
岸からエントリーする際、エレキモーターはバウデッキの上に上げてあります。
ボート内の足元で赤く囲った部分がフットコントローラーです。
操作のすべてをこのフットコントローラーで行います。

水上にエントリーができたら、プロペラ部分を水中にゆっくり下ろします。

プロペラ部分が水中に入ったらフットコントローラーで操作開始です。
ボートを前方から見るとこのような状態になっています。

フットコントローラーでの操作
ではフットコントローラーの各部をみていきます。
下の写真で、赤い丸にあるのはフットスイッチです。
踏むとスイッチが入り、プロペラが回転しますので、推進力のオンオフを行うことができます。
黄色い丸にあるのは変速スイッチです。
ダイアルを回すことで0、1~5速と切り替わり、フットスイッチを踏み込んだときのプロペラの回転速度を変化させます。
青い丸にあるのはエレキモーター本体のオンオフスイッチです。
オフ、オン(フットスイッチを踏むとプロペラが回る状態)、オン(フットスイッチを踏まなくてもプロペラが回り続ける状態)の3段階に切り替えることができます。

ここで、フットコントローラーの操作は、右足と左足のどちらでするのか。
・・・。
正解は両足を適宜切り替えて、釣りをしやすい方の足で操作を行います。
一般的に、ボートの進行方向の右方向にルアーを投げながら釣りをしていく場合は右を向きながら左足で操作し、左方向に投げていく場合は左を向きながら右足で操作します。
最初は自分の利き足の方が操作しやすいのですが、キャストをしながらボートを操作するには、左右両方で操作できる方が体勢が楽、正確にキャストすることができます。
今回は右足で操作する場合の写真で説明していきます。
フットスイッチは小指の付け根辺りで踏んだり離したりして操作するイメージです。
踏み込むと大きな抵抗はなく、カチッという小さな音がします。

変速スイッチは拡大するとこのようになっています。
ダイアルにデコボコした突起があります。

このダイアルを親指の付け根辺りで軽く踏みながら前後にグリグリ回転させるイメージです。

ダイアルの操作方法はこのやり方が王道かと思います。
しかし、私自身を思い返してみると、下の写真のように、ダイアル操作をするときだけチェアに腰掛け、右足でフットスイッチを押しながら、左足の親指の付け根あたりでダイアルを操作していました。
亜流かもしれませんが、速度を切り替えている間も進み続けることができるのでお勧めです。

ダイアル操作による変速は、慣れてくると足元を見なくても、今何速に入っているのか、だいたいわかるようになります。
そして、このフットコントローラーの最大の特徴は、下の写真にあるように、中心の赤い丸で囲った軸を中心にして、シーソーのようにペダル全体が上下することです。

このペダルが前後に傾く動きに合わせて、下の写真のように、エレキモーターのシャフトが回転し、プロペラの方向を変化させます。

実際に前に踏み込んでみると、このように傾きます。

逆に後ろ側にはこのように傾きます。

今回は説明のため、大げさにペダルを傾かせましたが、実際はもっとわずかな傾きで左右の動きをコントロールします。
フットコントローラーではこれらの動きを組み合わせることで、足だけでボートの動きをコントロールすることができます。
ペダルの傾きとシャフトの連動
これまでの説明で、フットスイッチと変速スイッチは電気的な信号でコントロールしていることが想像できると思います。
しかし、ペダルの傾きによって、どのような仕組みでシャフトを回転させ、プロペラの方向をコントロールしているのか、気になる方がいらっしゃるかもしれません。
続いては、ペダルとシャフトの連動機構についてみていきましょう。
フットコンは、ペダルとシャフトがワイヤーで繋がっています。
このワイヤーは自転車のブレーキに使われているような金属製のものです。
そしてペダルが傾く動きに応じて、ワイヤーが前後に動き、シャフトを回転させる機構となっています。
下の写真ではペダルに繋がるワイヤーを黄色で示しています。

そして次の写真では、ペダルの動きに連動して前後に動くワイヤーが、シャフトを回転させているイメージです。

実際にペダルの裏面を見てみると、ちょっとわかりにくいですが、ペダルの前部と後部にワイヤーが繋がっていることが確認できます。

そして、フットコンのヘッド部を開けると、シャフトに繋がっているワイヤーも確認することができます。

単純ですが、これがペダルの傾きとシャフトの回転が連動する機構です。
何となくイメージいただけたでしょうか。
では、また。
エレキモーターに関する記事はこちらをどうぞ
エレキモーター -その1- エレキの分類とハンドコンの操作方法
エレキモーター -その2- フットコンの操作方法 今回
エレキモーター -その3- 使用電圧や変速機構による違い
エレキモーター -その4- ハンドコンのメリット
エレキモーター -その5- フットコンのメリット



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