エレキモーター -その5- フットコンのメリット

エレキイメージ フロートボート
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フロートボートにエレキを付けるなら、ハンドコンとフットコンのどちらにするか。
価格もセッティングもハンドコンのほうが手軽なのに、なぜフットコンを選ぶ人がいるのでしょうか。

結論から言うと、フットコンの良さは2つです。
エレキを操作しながら、両手で釣りができること。
そして、流れの中でも艇をその場に留めておけることです。

私はフロートボートでは10年フットコンを、コンパクトカヤックではハンドコンを使っています。
両方を使い分けているからこそ分かる、フットコンならではの強みを紹介します。
ハンドコン編とあわせて読むと、どちらが自分に合うか判断しやすくなります。

エレキを操作しながら釣りができる

前回はハンドコンのメリットについて紹介しました。
エレキモーター -その4- ハンドコンのメリット

今回はフットコンについてですが、2つの大きなメリットに絞られると考えています。
そのひとつめは、エレキ操作をしながらでも、自由に釣りができるということです。
フットコンはその名のとおり、足でエレキモーターを操作します。
プロペラの回転のオンオフや回転速度、プロペラの向きなどのコントロールを足だけでできますので、操船中であっても、キャストやリトリーブの動作を問題なく行うことができます。

魚に出会うチャンスの数は、釣りをしている時間の長さに比例すると考えれば、これは大きなメリットです。
更に、フットコンの操作に慣れてくると、操作はほとんど無意識に行うようになるので、釣りに対する集中力も高まります。

取り付けたフットコンを上から見たところ

流れの中で定位できる

続いてふたつめのメリットは、流れの中で定位することができるということです。
これは「足だけで」「微小な」コントロールができるという特長に付随するメリットとなります。

バス釣りで釣果を高めるためには、狙ったポイントに対して、質の高いキャストをすることが必須となります。
そのためにはルアーを着水させるポイントに対して、自分の立ち位置をベストな距離と角度にしてキャストをしたいところです。
立ち位置が固定されているオカッパリと異なり、ボートやカヤックの釣りでは、流れの中で自分の位置が常に動き続けます。
河川では必ず流れがありますし、湖などの止水域であっても、風や湖流の影響があり、水面上の一点に留まることは困難です。

しかしフットコンは、足だけで、こまめにプロペラのオンオフや向きをコントロールし、自分の位置を常に微修正しながらキャストができるため、この悩みを解決してくれます。
ここで重要なのは、一点に留まり続けることができることだけでなく、ボートの向きもコントロールすることができることです。
目的は狙いたいポイントにキャストすることなので、自分が投げやすい体勢をとるため、ボートがどの方向を向いているかも重要なこととなります。

ハンドコンの場合、プロペラのオンオフはガチャガチャとハンドルを捻る必要があり、プロペラの向きを変えるのもハンドルを左右に動かすことになるため、そもそも微小なコントロールをするには向いていません。
もし、良い位置にたどり着いたとしても、ハンドルから手を離し、タックルを手にしてキャストをするまでにタイムラグが発生し、位置が動いてしまいます。

釣果への影響

流れの中で定位できることで、有効なキャストの数にも違いが生じます。
一例として下の写真をご覧ください。

キャストポイントイメージ

右から左の方向に、ある程度の強さの流れがある河川の岸際です。
私はここを釣りながら流すとしたら、赤い矢印のポイントにトップウォーターのルアーを投げ込みたくなります。
フットコンを操作しながらであれば、流れに逆らいながら、ボートの向きを整えつつ、4つのポイントにじっくり投げ込みながら釣り進んでいくことができます。
しかし、ハンドコンの場合はパドルで挺の速度や向きを調整しながら、2つ、もしくは1つのポイントに投げ込むことができればよいかなという感じがします。
しかも、着水した後のポーズの時間は十分に確保できないと思います。
したがって、バイトチャンスの数にも差が生じますし、活性の低い時期は特に、フットコンの方が有利なことが見込まれます。

まとめ

前回の記事から通じて、以上が私が考えるハンドコンとフットコンのメリットです。
双方を比べると、一方のメリットが、もう一方のデメリットになっているということを、私自身も改めて認識することができました。
今後も私は、フロートボートではフットコンの、コンパクトカヤックではハンドコンの、それぞれの良さを活かして、楽しんでいきたいと思います。
では、また。

エレキモーターに関する記事はこちらをどうぞ
エレキモーター -その1- エレキの分類とハンドコンの操作方法
エレキモーター -その2- フットコンの操作方法
エレキモーター -その3- 使用電圧や変速機構による違い
エレキモーター -その4- ハンドコンのメリット
エレキモーター -その5- フットコンのメリット 今回

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