フロボの自作シートデッキ⑥ 製作編-その2-

フロートボート

フロボ(フロートボート)の出航準備の時短ができ、ボートの上を広く使えるようになる「自作シートデッキ」。
その製作手順やポイントの第2回です。
自分だけの一品を手にするために、早速作業を進めていきましょう。

製作の第1回記事は以下からご覧ください。
フロボの自作シートデッキ⑤ 製作編-その1-

使用する材料については、下記の記事で紹介しています。
フロボの自作シートデッキ③ 材料編-その1-
フロボの自作シートデッキ④ 材料編-その2-

今回は、後ろ側のリングの取り付けを紹介します。

後ろ側のリングの取付位置

下の完成写真の中で赤く囲った部分が今回取り付ける後ろ側のリングです。

後ろ側のリングの取付位置を決めるため、まずは前回取り付けた前側のリングにアルミバーを通して、板材の前側の位置を固定してください。

そうすると、後ろ側のアルミバーの位置が確定するので、おのずと後ろ側のリングの位置は決まってきます。

参考まで、私のシートデッキは縦が約80㎝、横が約68cmというサイズですが、後ろ側のリングの取り付け位置はこんな感じです。

リングの中心位置はシートデッキの後端から6cm程度の位置です。
次に横方向の位置です。

左端から3.5㎝程度の位置としています。
横の位置はあまり重要ではありませんが、できるだけ外側にしておいた方がバランスがよいと思います。

リングを取り付ける高さ調整の部材は下の写真のようになっています。

この写真だとわかりにくいですが、長さ約49㎝の板を高さ調整のために貼り付けています。
こんなに長くしている理由は、高さ調整のためだけではなく、シートデッキ後端のたわみを防止するためです。
厚みは12mmです。
コンクリートパネルを切り出して使用しています。
そして、左右の反対側も位置決めしてください。

後ろ側のリングの取り付け

後ろ側のリングの取り付け位置が決まったら取り付けです。
後ろ側に使う白いリングは樹脂サドルバンド(PPサドルという商品名で、GP32というサイズ、適合管外形42.7mm)です。
前側のリングはGP40というサイズでしたが、後ろ側はひとまわり小さいサイズを使用しています。

それでは前側リングと同様に取り付けていきましょう。

木材同士の取付は一度木工ボンドで貼り付け、乾いたら木ネジで固定すると強度も出て安心です。
リングも木ネジでしっかり取り付けてください。

後ろ側リングを取り付けるとこのようになります。

これを左右対称に反対側も取り付けてください。

これで下の完成写真のうち、赤で囲った部分の取付ができました。
青の囲みは前回取り付けた前側のリングです。

以上が、後ろ側のリングの取り付けでした。
次回は、シートマウントの取り付けを紹介します。
では、また。

注意
シートデッキはボートの安全性に大きな影響を与えるパーツです。
この記事を参考に製作される場合は、御自分の判断で安全性に十分注意して御使用ください。
事故があった場合、筆者は責任を負いかねますので御了承ください。

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