今回はフロボ(フロートボート)のフロント周りの組み立てを紹介します。
あまり聞きなれないかもしれませんが、まずはバウデッキとはどのようなものかの解説です。
そして、バウデッキをフロートボートに普通に取り付ける方法と、ちょっとした工夫をして「時短」で取り付ける方法を紹介します。
この方法を使えば、朝マズメの貴重な時間に少しだけスムーズに出航することができるようになります。
フロボの紹介記事の一覧です。
フロボの紹介① ボートの特徴と組み立て(1)
フロボの紹介② 組立て(2)自作シートデッキ
フロボの紹介③ 組立て(3)フロートの取り付け
フロートボートの紹介④ 組立て(4)バウデッキとは? + 時短バウデッキの取り付け方法 今回
フロボの紹介⑤ 組立て(5)フロント周りのセッティング
フロボの紹介⑥ 組立て(6)リア周りのセッティング
バウデッキとは
バウデッキとは、ボート前方にエレキモーターを設置するための板状のパーツです。
ちなみにバウ(bow)とは船首のこと、デッキ(deck)とは船の甲板を意味するそうです。
下の写真でいうと、艇の前側に取り付けられたグレーの板のことです。

私のバウデッキはベニヤ板にパンチカーペットが貼られたつくりになっています。
このバウデッキは、フロートボートとその装備を一式セットで購入した時のものです。
フロートボート装備一式の記事はこちら→フロートボートの費用はいくらかかる? ~装備一覧と総額、始め方の実態~
レンタルボート用などに市販されているバウデッキの中には、アルミ製やFRP製のものもあります。
これらは少し高価なものが多い印象です。
フロボに使うバウデッキの多くはベニヤ板製のものであると思います。
バウデッキの主な役割は艇にエレキモーターを取り付けるためです。
エレキモーターを取り付けるにはエレキマウント(写真の黒い金属のもの)が必要になります。
このエレキマウントを取り付ける板がバウデッキというわけです。

私は釣行時に魚探を使用しています。
その魚探を設置するためのマウントが、上の写真の黒い三角形のものです。
魚探を取り付けるとこのような感じになります。

その他に、空いたスペースにルアーやペンチを置いたりと、ちょっとしたテーブルのような役割も果たします。
そして、忘れてならないのは、バウデッキの下は船上での貴重な日陰になるということです。

私は、このスペースにお昼ご飯やレインコートを置いて活用しています。
通常のバウデッキの取り付け方
それでは最初に、通常のバウデッキの取り付け方を説明します。
まずボートの船首にバウデッキを載せます。

上の写真では奥側2か所の穴がエレキマウントで隠れていますが、バウデッキには4か所の穴が開いています。
ボート側にも4か所の穴が開いています。

バウデッキとボートの穴の位置を合わせて、専用の固定金具で取り付けます。

左の固定金具を赤い矢印の穴に、右の固定金具を青い穴に使います。

上からボルトを通し、下の固定金具に締め付けていきます。

このような感じで4か所を締め付けて、バウデッキの取り付け完了です。
以上が通常の取り付け方法です。
バウデッキの「時短」取り付け方法
続いて、バウデッキに工夫をして「時短」で取り付けることができるようにする方法です。
私は常にフロボの準備・片付けをできるだけ短時間で行いたいと思っています。
そして考えたのが、バウデッキを取り付ける際のネジの数を減らすことです。
通常はバウデッキの取り付けに4本のネジが必要ですが、自作シートデッキの時と同様に爪の役割を果たす金具を使用することで、取り付けに必要なネジを2本に減らすことができました。
船首側の青い矢印の部分のネジ2本の代わりに、金具を取り付けました。
取り付けた金具はこれです。

この金具を左右両側に取り付けます。
バウデッキに金具を取り付けるには、ボルトと爪付きナットを使用しています。

ボルトと爪付きナットの使い方はこちらの記事を参考に→フロートボートの自作シートデッキ⑧ 製作編-その4-
なお、爪付きナットは表面のパンチカーペットの上からでも打ち込むことができます。

金具を左右両側に取り付けます。

この金具をつけたバウデッキをボート前方に載せてスライドさせ、金具をボートの縁に押し込みます。

裏側を見るとこんな感じ。

これでバウデッキの前側を固定できたので、後ろ側(赤い矢印の穴の部分)を固定金具で締め付けて、バウデッキの取り付け完了です。
たった2本のネジと思われるかもしれませんが、朝マズメの薄暗い中で、ネジの取り付け作業が減ることはちょっとした時短につながります。
これ以外も時短となる工夫を積み重ねていくことで、効果を更に高めることができます。
このように、バウデッキは既成のものに手を加えてみました。
一方、リア側のシートデッキは自作しました。
興味のある方はぜひご覧ください。
自作シートデッキのまとめ記事→フロートボートの自作シートデッキ 完全ガイド ~出航準備を時短して、ボートを広く使う~
では、また。


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