フロートボートのロッドホルダーを自作する ~材料と作り方~

フロートボート
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フロボ(フロートボート)でバス釣りをするときはタックルを3~4セットは持っていきたいですよね。
しかし、狭いフロボの上では、大事なタックルを無防備に転がしておくことはできません。
市販のロッドホルダーは、フロボのような小さな艇に合うものが少なく、意外と値も張ります。
そこで私は、手軽に買える材料で自分の艇にぴったりのホルダーを自作しました。
材料費は部材だけなら4,000円ほどです。
今回は複数のタックルをまとめて持ち運び、そのままフロボに一瞬でセットし、タックルチェンジもスムーズに行うことができる自作ロッドホルダーを紹介します。

持ち運びや収納から車載まで

最初の写真ではロッドホルダーにタックルを3セットしか取り付けていませんが、実際は4本まで取り付けることができます。
私は最近4本持っていくときは、①ジャークベイトなどのロッドワーク用、②クランクベイトやスピナーベイトなどの巻物用、③ダブルスウィシャーなどのトップウォーター用、④ポッパーなどの軽量トップウォーター用というような構成が多いです。

これらのタックルは、ロッドホルダーにセットしたまま、家でも釣り場でも片手で簡単に持ち運びすることができます。
ロッドホルダー自体は重さが約500gしかありませんので、タックルを4本セットしても重く感じることはありません。

このとき、タックル同士は常に一定間隔で離れているため、フックが隣のタックルに引っかかったり、リール同士がぶつかって傷がついたりという心配はありません。
これを心配しなくていいだけでも、ストレスが少しだけ減ります。

私は自宅ではタックルをこのホルダーにセットした状態で壁に立て掛けているため、収納という面でもこのロッドホルダーは役立っています。


ライン交換やリールメンテナンスを行った後のタックルはまたこのロッドホルダーにセットしておくため、釣行の準備の際はそのままサッと手に取り、車に積み込むだけです。

車に積むときもこのままです。
フロートボートや装備一式の上にそっと載せるだけで積み込み完了です。

車への積み込みの様子はこちら
ミニバン編→ミニバンへのフロートボートの車載方法 ~実例とオススメの積み込みルール~
軽自動車編①→軽自動車にも積めるフロートボート ~車載の実例と積み込みのルール~
軽自動車編②→【再検証】軽自動車にも積めるフロートボート ~車載の実例と積み込みのルール~

フィールドに着いたら

フロートボートにセットするというところで、遅ればせながらこのロッドホルダーの前提の説明をします。
私はフロートボートのシートデッキ(リアデッキ)を自作しています。
このロッドホルダーは、自作のシートデッキにセットするのにピッタリなように設計しています。
説明が遅れて申し訳ありません。
自作シートデッキのまとめ記事はこちら→フロートボートの自作シートデッキ 完全ガイド ~出航準備を時短して、ボートを広く使う~

それではあらためて。
フィールドでフロートボートが組みあがったら、いよいよタックルをセットします。
セットといっても、ロッドホルダーの裏面にマジックテープがついているので、シートデッキ(リアデッキ)にペタッと置くだけで完了です。
一瞬です。

このロッドホルダーはセットが楽ということがメリットのひとつですが、もうひとつ、大事なメリットがあります。
それはロッド全体が両端のフロートよりも内側にあるということです。

夢中で釣りをしていると、ボートがいつのまにか流されていて、ロッドティップが岸際の植物や、オーバーハングの枝にひっかかってヒヤッとすることがあります。
その点、このロッドホルダーはいつのまにかロッドが何かに引っかかって折れそうになったりということが起こりにくいです。
オーバーハングの下に入っても、ロッドは横に寝かせた状態なので木の枝などにも干渉しません。
真後ろに下がるときは要注意です。

また、固定についてはシートデッキの上にポンと置いただけですが、マジックテープがパンチカーペットにしっかりとくっつきます。
そのため、今まで釣りをしている最中にロッドホルダーがとれたり、落ちそうになったりという経験はありません。

ロッドホルダーへタックルの取り付け・取り外し

そして肝心の、ロッドホルダーにタックルを取り付けることと、取り外すことについてです。
バス釣りにおいては、釣りの最中に素早く、頻繁にタックルをチェンジしたくなるものです。
特に目の前でボイルやチェイスが発生した時は尚更です。
では、このロッドホルダーにどのようにタックルを取り付けているか拡大してみます。
まずバット部分は、このように部材に差し込んで取り付けます。

そして、グリップエンド側は下の写真のような部材を使用しています。
上からグッと押し込むだけでしっかりとグリップエンドを掴んでくれる優れものです。
グリップ力が適度な強さであるため、意図せずタックルが外れてしまうことはないですし、タックルチェンジの際は容易に取り付けや取り外しをすることができます。

取り付けのコツ

このロッドホルダーは、タックル同士の間隔が約8㎝となるように設計しています。
自作シートデッキの配置バランスを考えて、4セットのタックルを幅30㎝に収めるためです。
全体がコンパクトになったため、取り付けにはちょっとしたコツが必要です。
それは、リールのハンドルをすべて上向きの方向でセットするということです。

どうしてもハンドルは幅をとってしまうので、ここはどうしようもありません。
しかし、慣れてしまえば無意識にこの向きにセットできるようになります。

ロッドホルダーの製作

続いて、どのような材料を使い、どのくらいのサイズとなっているのか紹介します。
まずはサイズです。
主に、幅5cm、厚さ9mmの木材を、下の写真のサイズに切り出しで組んでいます。
このサイズは自作のシートデッキに設置するスペースを考慮して決定しました。

ベースとなる木材を小さな木ビスで組立て、100均の色付きニスで着色した後に、水性ウレタンニスで仕上げています。
水性ウレタンニスは自作のシートデッキの記事でも紹介したものです。
この水性ウレタンニスは優秀なので、私のこのブログでもちょくちょく登場します。
紹介している記事はこちら
フロボの自作シートデッキ④ 材料編-その2-

グリップエンドを固定するためのホルダーはお値段も手ごろなこの部材を使用しています。

本来はほうきやモップを壁に取り付けるためのものですが、ホルダーの掴む部分がロッドグリップの太さにピッタリで、掴む強さも絶妙です。
この部材を使うことがこのロッドホルダーの最大のポイントです。
金属のレールに通したホルダーはカチカチと横にスライドして動かすことができます。
レールの両端に穴があいているため、小さなボルトとナットで木材に取り付けています。

私はこの部材を2つ購入し、ホルダーを1つ移植して4つ取り付けました。
最初からホルダーが4つ取り付けられた製品もあるのですが、金属のレールが長すぎたため、レールの長さが300mmでちょうどよい、ホルダーが3つのこの商品を採用しました。

なお、余ったホルダーはパドルホルダーとして活躍しています。
自作パドルホルダー→フロートボートのパドルホルダーを自作する

続いて、バット部分の固定に使っているホルダーはこの部材です。

これを小さな木ネジで取り付けています。


そしてロッドホルダーの裏面には幅5cmのマジックテープ(面ファスナー)を取り付けています。
私はこの面積のマジックテープでシートデッキに取り付けており、十分に固定できていると感じていますが、心配な方はマジックテープの面積を増量してください。

マジックテープの取り付けにあたっては、マジックテープの両端を表側までまわしてタッカーで打ち付けています。

タッカーは手ごろな値段であり、シートデッキやバウデッキの製作でも使えるため、ひとつ用意しておくと便利です。
私は自宅の椅子の座面シートの張替でも活用しました。

ロッドハンガー専用部材を使うのもアリ

私はホルダー部分に、釣りとは関係ない部材を使用していますが、ロッドハンガー用の専用部材も販売されています。
あまり時間をかけずに製作したい方は、このようなものを使ってみるのもひとつの手です。

自作ロッドホルダーの課題

この自作ロッドホルダーは10年近く前に、フロボの釣りで使うため、とりあえず数時間のやっつけ仕事で製作したものです。
使いながらいろいろ改良していこうと考えていたのですが、思いのほか不満もなく、10年近くそのまま使い続けています。
私は結構このパターンが多いです。
いつか見直したい自作小物入れ→フロートボートで使える自作かんたん小物入れ

改めてこのロッドホルダーを見直してみると、バット部分のホルダーが緩いので持ち運びの際に外れやすいことが気になります。
また、タックルを4セット使うつもりで製作したのですが、最近の自分の使い方だと3セットで十分かと感じています。
いつか、作り直そうかと考えているので、その際はまた紹介します。

今回の記事が、フロボのロッドホルダーを自作しようと考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。
では、また。

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