私がバス釣りに使っているフロボ(フロートボート)を紹介します。
上の写真は、私の愛艇です。
フロートボートってどんなもの
フロートボートは、組み立て式の1人乗りボートです。
ずんぐりとしたフォルムで左右にフロートも備えているため、浮力が高く、安定性もあります。
一方で、カヤックなどに比べて水の抵抗が大きいため、パドルで漕いでもなかなか進みません。
そのため、エレキモーターや船外機(エンジン)などの動力をつけて使用している方が多いようです。
また、拡張性が高く、改造や工夫の余地が多いことも特徴のひとつです。
あまりなじみのない方もいらっしゃると思うので、フロートボートについて順番に説明していきます。
現在購入できるものと多少違いがあるかもしれません御了承ください。
どのように組み立てるの
まずは本体を組み立てる基本的なところからです。
収納時は、風呂桶のような本体に2つのフロートが収まっています。
このフロートを左右の外側に配置し、アルミ製のバーで接続して使用します。
下の写真は本体にフロートを収納した状態です。
(写真のモデルは私の愛艇で、年季が入っています。)

次にフロートを左右に配置してアルミ製のバーで接続した状態です。
これが最も基本的なスタイルです。

もうひとつのスタイルは、フロートを後方に半分ずらして組み立てる方法です。
私はこの「半分ずらし」で使用しているため、このブログではこのスタイルについて説明していきます。
「半分ずらし」することで、縦方向に長くなりますので、安定性が高くなるとともに、ボート内を通すアルミバーも1本となるため、ボート内を広く使えることが大きなメリットとなります。

ただし、このままだと本体とフロートが1本のバーでつながっただけですので、くの時に回転してしまいます。

そのため、本体とフロートを固定する必要があります。
本体とフロートの固定方法とは
「半分ずらし」で使用する場合、一般的には延長バーと呼ばれる製品を用いて、本体とフロートを固定します。

稚拙ながら、先ほどの画像に延長バーのイメージを描き入れてみました。
なぜ突然イメージ図になったかというと、以前は延長バーを持っていましたが、使用しなくなったため、他の方に譲ってしまったからです。
この延長バーを用いると、専用設計ですので本体とフロートをしっかり固定できます。
固定ができれば、あとは延長バーの上部に座面となるリアデッキを設置すれば座る場所を確保できます。
更にバスボートのようにチェアを設置することもできます。
私も延長バーで固定するこの方法で、購入後しばらくは使っていました。
しかし、延長バーは黄色い矢印を描き入れた8か所でネジを固定する必要があり、取り外しにどうしてもある程度の時間がかかってしまいます。
私は短時間釣行がほとんどであるため、準備や片付けにできるだけ時間をかけないようにしたいと常々考えています。
そのため考えたのが、自作のシートデッキです。
自作のシートデッキとは
自作のシートデッキとは、本体とフロートを固定するとともに、チェアを設置することができるようになるボードです。

シートデッキを取り付けるとこのような状態となり、このまま座ることも、チェアを設置して座ることもできるようになります。
次回はこのシートデッキを紹介します。
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