フロボの自作シートデッキ③ 材料編-その1-

フロートボート

私がフロートボートで使用している自作シートデッキの材料を紹介します。
今回は、まずシートデッキを構成する主要な材料5つです。

主要な材料

コンクリートパネル

まずはシートデッキのベースとなる材料、コンクリートパネルです。
略してコンパネとも呼ばれています。
コンクリートパネルとは、コンクリートを打設する際に型枠に用いる合板のことです。
入手しやすく、安価で、強度も十分なので、シートデッキの材料に適しています。
略してコンパネとも呼ばれています。
厚さは12㎜で、サイズは900mm×1800mmが一般的です。
ほぼ畳1畳分の大きさですね。
写真のコンクリートパネルは上記のサイズを切り出して、残った分です。

パンチカーペット

続いて、シートデッキの表面を覆う布として使用するパンチカーペットです。
パンチカーペットとは、ポリエステルやポリプロピレンなどの合成繊維を原料にして作られた不織布のことであり、バスボートのデッキにも使用されています。
私はグレーのものを使用していますが、赤やオレンジなど、カラフルな色も販売されています。
必ずしも、パンチカーペットを貼る必要はないと思いますが、肌触り、使い勝手、見栄えが向上するので貼ることをお勧めします。

シートマウント

キャスティングシート(釣りをしているときに腰掛けるチェア)を設置するためのシートマウントです。
私は当初、フロートボートといろいろなアイテム(エレキモーターやバッテリー、エレキマウント、チェアなど)がセットになったものを購入しました。
そのセットにシートマウントが含まれていたため、シートデッキを自作する時に流用しました。
お持ちでない場合は、単体での購入も可能です。
私のシートマウントはステンレス製(下の写真)ですが、アルミ製のものも販売されています。
アルミ製の方が軽そうですね。

樹脂サドルバンド

本来は配管を壁面に固定するための部品です。
アルミバーを通してシートデッキをボート本体に固定するために使用しています。
シートデッキの裏側に4か所(前側に2か所、後ろ側に2か所)取り付けています。
PPサドルという商品名で、前側はGP40(適合管外形48.6mm)、後ろ側はGP32(適合管外形42.7mm)というサイズを使っています。
私はホワイトを使っていますが、グレーやベージュの色もあるようです。
樹脂製ですが頑丈です。(下の写真ではだいぶ使い込んで汚れていますが、壊れる様子はありません。)

金属プレート

ボート本体の後端にシートデッキを固定する爪となる部材です。
自作シートデッキで一番重要な部品だと考えています。
実際に、本体に爪をひっかけている状態の写真は、別の記事「フロボの紹介② 組立て(2)自作シートデッキ」でご覧ください。
金属プレートの長さは10㎝程度、厚さは3mmのものを数タイプ使っています。
最初に数枚取り付けたものの、強度が心配で2回に渡って追加設置したためです。
ご覧いただくとわかるように、ボルトで取り付けるものと、木ネジで取り付けるものを採用しています。
ボルトで取り付けるものは特に強度が高いと思います。
金属プレートをボルトで取り付ける場合、裏面に特殊なナットを使うため、後日、別の記事で紹介します。

以上が主要な材料です。
今後は付属的な材料や製作方法などを紹介していきます。
では、また。

注意
シートデッキはボートの安全性に大きな影響を与えるパーツです。
この記事を参考に製作される場合は、御自分の判断で安全性に十分注意して御使用ください。
事故があった場合、筆者は責任を負いかねますので御了承ください。

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