ディスカバリーカヤックのフットレストにネジがめり込むのを防ぐ ~ワッシャーだけで踏ん張りが変わる小ネタ~

コンパクトカヤック

今回は、コンパクトカヤックのちょっとした改善の小ネタです。

カヤックを漕ぐとき、足で踏ん張る「フットレスト(フットボード)」。
私の艇では、この足を置く板を4本のネジで固定しているのですが、ここに小さな不満がありました。
今回は、ワッシャー4枚で解決した話です。

何が問題だったか

フットレストは、パドリングのたびに足で強く蹴る場所です。
つまり、漕ぐ力を受け止め続ける、地味に働き者のパーツなのです。
写真にあるフットレストは購入時についてきたものです。
簡易な木材の板でできています。

このフットレストには、固定方法には弱点がありました。
板を留めているパンヘッド(頭の丸い平たいネジ)を、しっかり固定しようと締め込んでいくと、ネジの頭が木にめり込んでいくのです。
ネジの引っ掛かり代も本当にわずかです。

木は金属より柔らかいので、小さなネジの頭で強く締めると、その一点に力が集中して食い込んでしまいます。
しかもフットレストは毎回の釣行で蹴られ続ける場所ですから、めり込みが進むと板がぐらついたり、写真のように板の端が割れてきたりします。
踏ん張りが効かないフットレストは、パドリングの力が逃げるだけでなく、いざというときに足が滑る原因にもなりかねません。
近いうちにダメになってしまいそうです。

用意するもの:ワッシャー4枚

解決策は拍子抜けするほど簡単で、平ワッシャー(平座金)を4枚用意するだけです。
ネジのサイズに合った内径のものを選びます。

水まわりで使うものですから、ワッシャーもネジもステンレス製(錆びにくいもの)を選ぶのがおすすめです。
ユニクロ製(亜鉛メッキ製)だといずれ錆びて、見た目も強度も落ちてしまいます。
1袋数百円のものですから、ここはステンレス製を選びました。

やり方:ネジの頭の下にかませるだけ

作業は、一度ネジを外して、ネジの頭と木の板の間にワッシャーを1枚ずつ挟んで、締め直すだけです。4箇所すべてに同じように入れていきます。

これだけで、何が変わるのか。
ワッシャーが入ると、ネジの頭が木に触れる面積が一気に広がります。
同じ力で締めても、力が広い面に分散されるので、一点に食い込まなくなる。
おかげで、めり込みを気にせず、しっかり締め込めるようになりました。
フットレストがカチッと固定され、思い切り足で踏ん張っても不安がありません。

たった1枚の金属の輪ですが、「点で受ける」を「面で受ける」に変える、立派な仕事をしてくれます。

ついでに:木の板は防水しておくと長持ち

小ネタのついでにもう一つ。
フットレストのような木のパーツは、水をかぶり続けると傷んできます。
表面に防水の塗装(水性ウレタンニスなど)を塗っておくと、割れや腐食を遅らせることができます。
ワッシャーを入れるついでに、板を一度外して塗っておくと一石二鳥です。

私の記事には何度か登場していますが、木材部分には私はいつも水性ウレタンニスを使用しています。

まとめ

  • フットレストのネジは、締め込むと木にめり込みやすい
  • ネジの頭の下に平ワッシャーを1枚かませると、力が面で分散されてめり込まない
  • ワッシャー・ネジはステンレス製を選ぶ
  • 木の板は防水塗装しておくとさらに長持ち

数百円と5分で、毎回の踏ん張りが変わります。
同じようにフットレストや自作パーツのネジのめり込みに悩んでいる方は、ぜひお試しください。

それから、樹脂製のコンパクトカヤックに突然木製のフットレストが取り付けてあるため、見た目に違和感を感じます。
とりあえず、そのうちフットレストにペイントでもしてみたいと思います。
では、また。

コメント

タイトルとURLをコピーしました