新しいライフジャケットを買いました ~ブルーストーム BSJ-5930RS~

コンパクトカヤック

私はフロートボートの釣りでは膨張式(インフレータブル)ライフジャケットを使用しています。
以前の記事で、長年使っていたライフジャケットの赤い管が根元で折れていたことを紹介しました。
あのとき「適切な製品に買い替える」と宣言しましたが、ようやく新しいライフジャケットを購入しましたので、今回はその紹介です。

→ 以前の記事:命拾いしたかもしれません ~ライフジャケットの点検を怠ると~

買ったのはこれ

購入したのは、ブルーストームの「Ré ソバーウエスト BSJ-5930RS」という腰巻きタイプの自動膨脹式ライフジャケットです。

カラーはブラックやブルーもありましたが、このマルベリーを選びました。
これまでの私ならブラックかブルーを選んでいたと思います。
ですが、今回は何となく、せっかくだからいつもと違う色を選んでみようと思いました。
実際に手に取ってみると、落ち着いた紫色であり、高貴な雰囲気が漂っているようで気に入りました。
ちなみにマルベリーとは桑の実のことのようですね。

持ち運び用の収納袋がついてくるのもよい点です。

なぜ腰巻きタイプを選んだのか

フロートボートでの釣りは、基本的にずっと座ったままです。
座った姿勢で一日中キャストとロッドワークを繰り返すことを考えると、上半身の動きを邪魔しないことが何より重要だと考えました。

肩掛けタイプも検討したのですが、温度調整で上着を脱ぎ着することを考えると、どうしても腰巻きタイプに軍配が上がります。
また、腰巻きタイプの場合は存在感が小さいため、身に着けていても気になりません。

ライフジャケットは必ず着用しなければならないものなので、「面倒くさくないこと」と「着けていて気にならないこと」が大事だと思います。

ブルーストーム BSJ-5930RSを選んだ理由

腰巻きタイプと決めてからいくつかの製品を比較したのですが、最終的にこのBSJ-5930RSを選んだ理由は次のとおりです。

国土交通省型式承認品(桜マーク)のType Aであること

BSJ-5930RSは国土交通省型式承認の小型船舶用救命胴衣 Type Aを取得しています。いわゆる「桜マーク」付きです。

私のフロートボートやコンパクトカヤックのような船検不要のミニボートでは、桜マーク付きの着用が法律で義務付けられているわけではありません。
ただ、前回の一件もあって、今回は「国の基準をクリアした製品」という安心感を最優先にしました。Type Aは小型船舶の全ての航行区域で法定備品として使えるグレードですので、将来的に船検対象のボートに乗る機会があっても、そのまま使えます。

それに、ブルーストームは高階救命器具という救命器具の専門メーカーのブランドです。
命を預ける道具ですから、ここは専門メーカーを信頼することにしました。

細いスティック形状

このモデルの最大の特徴が、従来の腰巻きタイプよりもさらに細いスティック形状です。実際に装着してみると、身体に触れる面積が少ないので圧迫感がほとんどありません。

腰の前で膨らみがゴロゴロしないので、座った姿勢でも邪魔にならず、ロッドワークも軽快です。メーカーも「夏は涼しく長時間の着用が容易」とうたっていますが、これは実際そのとおりだと感じています。

浮力性能と3点ベルト

細いからといって性能が劣るわけではなく、16gの炭酸ガスボンベで初期浮力は約9kgあります。

また、特許取得の3点ベルトを採用していて、膨脹したときの浮遊姿勢の安定性や口元の高さといった「落水後」の性能にもこだわって作られています。
以前の記事で書いたとおり、ライフジャケットは万が一のときに機能しなければ意味がありませんので、こうした部分は重視しました。

その他の仕様

参考までに、主な仕様をまとめておきます。

  • 品名:Ré ソバーウエスト BSJ-5930RS
  • タイプ:腰巻き式・自動膨脹式(水感知で自動作動、手動でも作動可)
  • 型式承認:国土交通省型式承認品 Type A(桜マーク)
  • サイズ:胴囲70~100cm
  • カラー:オフショアブルー / ラヴァブラック / マルベリー
  • 外装生地:リサイクルポリエステル100%(従来比 約2倍の引っ張り強度)

外装にリサイクル生地を使ったサステナブルなシリーズなのですが、環境配慮をしつつ生地の強度はむしろ上がっているというのが面白いところです。

中身をチェック

私はいろいろな製品を購入すると中身がどうなっているのかいつも気になってしまいます。
早速、マジックテープをベりべりと開いて中身を確認してみました。

黄色い部分が浮き輪となる気室です。
そして右側に見えるのが、落水した際に水に反応して自動的に浮き輪を膨らます装置です。
ボビン(スプール)と呼ばれる部品が水に反応し、ガスボンベから炭酸ガスを放出して浮き輪を膨らませます。

もし水に浸かっても自動で膨らまない場合は、右に見える赤い手動用作動索を手で引っ張って作動させます。

浮き輪部分には口で息を吹き込んで膨らますための補助送気管(中央の赤い管)や、反射材(左側の白)、ホイッスル(左下のオレンジ)も取り付けてあり、安全対策は万全です。

実際にフロボで使ってみて

実際にフィールドで使ってみると、まず「着けていることを忘れる」というのが正直な感想です。

腰の後ろ側に回しても座面と干渉しませんし、前に持ってきてもキャストの邪魔になりません。エレキの操作で身体をひねるような場面でも、引っかかりがないので快適です。

重量も約490gと軽く、一日着けていても疲れません。
以前も同様のタイプを使っていたのですが、それと比べるとかなりコンパクトさを感じます。

ベルトの長さ調整で一工夫

使ってみて一点気になったのがベルトの長さ調整の方法です。
一般的なベルトの長さ調整方法で一番短くするとこのようになります。

この状態で装着するとこのようになります。

そうです、一番きつく調整したように見えますが、実際はこの調整では胴囲が100㎝となっています。
私の胴囲は75cmくらいなので、ブカブカです。
これでは落水したら設計通りの浮き姿勢にならないおそれがあります。

そこでこの調整方法です。
まずはDカン(D環)のついたベルクロを外します。

そしてベルトを必要な長さまで縮めます。
そうすると外側でベルトが長く余ります。
この部分をZの形に折り畳みます。

最後に折り畳んだ部分をベルクロできつく固定します。

この方法で左右を調整すると自分にピッタリの長さに仕上げることができます。

今度こそ点検を習慣に

以前の記事の教訓を踏まえて、今回は購入した日をきちんと記録して、定期的に点検することにしました。
自動膨脹式は、ボンベと水感知センサーのカートリッジに使用期限・交換時期があります。シーズン初めには必ずカバーを開けて、ボンベの装着状態や赤い手動用の管に異常がないかを確認するつもりです。
製品についていたタグには丁寧にボビン(スプール)の有効期限が記載されています。

なお、ボビン(スプール)が使用可能か、使用不可かは簡単に確認することができます。
マジックテープを開いて、浮き輪を膨らます装置の部分をご覧ください。

黄色い矢印の部分に状態を示すインジケーターがあります。
ここが緑色であるならば使用可能、赤色ならば使用不可と判断できます。
簡単ですね。

新品を買って終わりではなく、点検して初めて「使える状態」が保てるというのが前回の一番の教訓ですので。

まとめ

以上、新しく購入したブルーストームのBSJ-5930RSを紹介してみました。

フロートボートのようなスタイルでは、腰巻きタイプ、それも細身のこのモデルはかなり相性が良いと感じています。
桜マークのType A承認品という安心感もありますので、ライフジャケットの買い替えを検討されている方は、候補に入れてみてはいかがでしょうか。

ライフジャケットは「買って、着けて、点検する」までがセットです。皆様もぜひ、お手持ちのライフジャケットを一度点検してみてください。

では、また。


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