Osmo 360をコンパクトカヤックに取り付ける方法 ~配管バンド2個で、体に何も付けずに撮れる~

カヤックにOsmo360取り付け ツール・グッズ
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カメラを胸や頭に付けて釣りをしていて、「邪魔だな」と感じたことはありませんか。
私はこれまで、アクションカメラを胸に付けたり、頭に付けたりして釣りを撮ってきました。
ですが、付けていることが結構気になり、釣りそのものに集中しにくいと感じていました。

そこで、360度カメラ「Osmo 360」をコンパクトカヤックのフットレストに固定する方法を考えました。

結論から言うと、配管バンド2個とインビジブルセルフィースティックがあれば、体に何も付けずに撮影できます。 
ロッドを振っても、ほとんど邪魔になりません。
この記事では、取り付け方と、カメラの高さの決め方、そして実際に撮れた映像を紹介します。

取り付けのポイントはこの5つ

ポイント内容
取り付け場所フットレストの裏側(船首側)
使うもの配管バンド2個+インビジブルセルフィースティック
カメラの高さカヤックの縁から、レンズが10cmほど出る位置
撮れる範囲自分の背中側を除く約280°
キャストの邪魔ほとんど感じない(ときどきティップが当たる程度)

用意するもの

  • Osmo 360
  • インビジブルセルフィースティック
  • 配管バンド 2個(樹脂製・塩ビ管VP20用)
  • ねじ 4本(バンド1個につき2本)
  • キリ または 電動ドリル
  • ドライバー
配管樹脂バンド

私が使ったのは、「樹脂サドルバンド 塩ビ用 VP20」という配管バンドです。

VP20は塩ビ管のサイズの規格で、バンドには「Φ26.0」と刻印されています。
外径26mmの管を固定するためのものであるため、配管バンドの内径は26mmとなります。
いろいろなメーカーから販売されています。

スティックの太さは、製品によって違いますが、インビジブルセルフィースティックはこのバンドがちょうどよい感じです。

配管バンドのサイズ確認

続いて、ねじです。
フットレストの板厚は12mmなので、長すぎると貫通してしまいます。
このくらいのねじで十分でした。

ねじ拡大写真

取り付け手順

コンパクトカヤック全体

写真の船首寄りにある板が、私のコンパクトカヤックのフットレストです。
このフットレストの裏側(船首側)に配管バンドを付けていきます。

手順1:フットレストの裏に、配管バンドを2つ取り付ける

インビジブルセルフィースティックを配管バンドに通して、配管バンドの固定位置を決めて、ネジの穴の位置をマーキングします。

配管バンドを位置決めしてマーク

電動ドリルで先に下穴をあけます。

ドリルで下穴をあける

フットレストの中心線の上に、上下2つの配管バンドを取り付けます。

ポイントは、2つのバンドが左右にずれないよう、まっすぐ並べることです。
ピッタリサイズの配管バンドを選んでいるので、ずれていると、スティックがまっすぐ通りません。

私は、先に鉛筆で中心線を引いてから、その線に合わせてバンドを置きました。

フットレストの裏に配管バンドを2つ

バンドは、左右2か所をねじで留めます。
ここで一点注意。
配管バンドは少し間を空けてねじ止めしないと、内径がきつくなり過ぎて、スティックが通らなくなります。

配管バンド固定時の隙間

フットレストをコンパクトカヤックに固定しなおせば工作完了です。

手順2:Osmo 360をスティックに付けて、バンドに通す

早速、Osmo 360をインビジブルセルフィースティックに取り付け、フットレストに付けた2つのバンドに通してみましょう。

スティックを配管バンドに通す

Osmo 360をインビジブルセルフィースティックに取り付け、フットレストに付けた2つのバンドに通します。

船首側から見るとこのような感じになります。

取り付けたカメラを船首側から見る

手順3:スティックを伸ばして、高さを合わせる

あとは、カメラに映る画角と、サイドキャストのしやすさに応じて高さを調整します。

カメラの高さ調整

私はレンズが、カヤックの縁から10cmほど上に出るように調整しています。
そうすると、カヤックの縁が下側にちょっと映り、艇がどの方向に向かっているのかがわかるというのがちょうどよく感じます。

これで完成です。

カメラの高さは「縁から10cm」がちょうどいい

取り付けで一番悩んだのが、カメラをどのくらいの高さにするかでした。

高さ心配したこと
低すぎるカヤックの縁が映り込んで、水面が隠れる
高すぎるサイドキャストのとき、ロッドの邪魔になる

そこで、実際にカヤックに取り付けて、いろいろな高さで試してみました。

その結果、現時点ではレンズの中心が縁から10cmほど出ている高さとしています。
このくらいだと、カヤックの縁が下側にちょっと映り、艇がどの方向に向かっているのかがわかるというのがちょうどよく感じます。

実際の映像:カヤックの縁は気になりません

この高さで撮った動画から、フロント側とリア側のレンズの映像をそれぞれ切り出しました。
こちらがフロント側。

フロントカメラの映像

続いて、リア側。

リアカメラの映像

どちらも、カヤックの縁に邪魔されず、水面がしっかり映っているのが分かると思います。
なお、この2枚は、縁がどのあたりに来るのか分かるように、あえて画像の下端に縁が入るように切り取っています。

サイドキャストの邪魔にならないか

この高さなら、サイドキャストのときも、ほとんど邪魔に感じません。
ただ、正直に書くと、ときどき油断してロッドのティップがカメラに当たることがあります。

それでも、マグネットクイックリリースシステムがカメラをしっかり掴んでいるので、ティップが当たった衝撃でカメラが外れたことは、これまで一度もありません。

撮れる範囲は、自分の背中側を除く約280°

Osmo 360は、360°パノラマ動画モードで撮影すれば、当然周囲360°が撮影されます。
ですが、このカメラ位置では、自分の体の向こう側(背中側)は、自分自身に隠れて映りません。
先ほどのフロント側、リア側の写真からわかるとおり、このカメラの撮影方法だと、概ね周囲280°の範囲の様子が撮影できることがわかります。

撮影可能な範囲イメージ

コンパクトカヤックの上では、体を大きくひねりながらキャストするのは難しいものです。
ですが、これだけの範囲を撮影できれば、周囲の様子を撮り逃すことは、ほぼありません。

実際に撮れた映像

この方法で撮った動画から、いくつかの場面を切り出しました。

この日のフィールドの景色

フィールドの景色

ダブルスイッシャーにバイトした瞬間

トップウォータールアーにバイトした瞬間

元気よくジャンプ

バスが水面からジャンプした瞬間

無事キャッチしてご満悦のワタクシ

バスをキャッチした様子

正面だけでなく、横や後ろ寄りの場面まで映っているのが、360度カメラの強みです。胸や頭に付けたアクションカメラでは、体の向いていない方向はこうは撮れませんでした。

近々、動画でも紹介できるといいなと考えています。

正直な注意点

  • ときどきロッドのティップが当たります。 外れたことはありませんが、当たること自体はあります
  • 自分の背中側は映りません。 撮れるのは約280°です
  • フットレストにねじで留めるので、穴を開けることになります
  • フットレストの形は、カヤックによって違います。 私のカヤックは板のフットレストなので、この方法が使えました
  • Osmo 360は水に浮きません。 水上で使う以上、落水対策が必要です(私はまだできていません)

まとめ

  • Osmo 360は、フットレストの裏に配管バンドを2つ付けるだけで、カヤックに固定できる
  • インビジブルセルフィースティックをバンドに通し、レンズが縁から10cmほど出る高さに合わせる
  • この高さならカヤックの縁は映り込まず、サイドキャストの邪魔にもほとんどならない
  • ティップが当たっても、マグネットクイックリリースシステムのおかげで外れたことはない
  • 撮れる範囲は、自分の背中側を除く約280°

これまでは、アクションカメラを胸や頭に付けることが邪魔に感じていました。 
この方法なら、体に何も付けずに、ストレスなく撮影できます。
特に釣行時間が長くなるほど、その効果を強く実感することができます。

画質もきれいで、画角も後から自由に決められるので、家に帰ってから映像を確認するのも一層楽しみになりました。

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では、また。

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