艇の上で腹を冷やすと、釣りどころではない ~モンベル ジオライン ウエストウォーマー~

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今回は、タックルでも艇の装備でもない、私の体そのものを守っている道具の話です。

私はお腹が冷えやすい体質です。そして水の上というのは、思っている以上に腹が冷える場所です。
フロートボートやコンパクトカヤックの釣行で腹を下したら——逃げ場のない艇の上で、それがどれほど絶望的な状況か、想像していただけると思います。

その対策として、私が一年中手放せずにいるのが、モンベルの「ジオライン ウエストウォーマー」、いわゆる腹巻です。

水の上は、腹が冷える

まず、なぜ艇の上で腹が冷えるのか。
理由がいくつも重なっています。

  • 足元から水の冷たさが伝わる — 艇の船底一枚下は水です。夏でも水温は気温より低い
  • 座りっぱなしで血行が滞る — 一日中同じ姿勢で座っています
  • 風をまともに受ける — 遮るものが何もありません
  • 朝マヅメの冷え込み — 日の出前は、夏でも意外なほど冷えます
  • 夏は逆に、汗冷え — 汗をかいた後に風を受けると、一気に体温を奪われます

つまり、季節を問わず腹が冷える環境なのです。
だから私は、真夏でも腹巻をしています。

お腹が冷えやすい人には共感してもらえると思いますが、このままいるとお腹が冷えて下りそうだなと感じることってありますよね。
そうなると釣りにはとても集中できません。

ちなみに私は職場でも、休みの日の自宅でも、一年中腹巻をしています。

艇の上で腹を下すということ

これは、水の上における現実的で切実なリスクです。

  • 岸まで戻るのに、エレキで数分から数十分かかる
  • 岸に着いても、そこにトイレがあるとは限らない
  • コンビニまで車を走らせる時間もかかる

以前、エレキの速度を実測したときに「最速でも時速4km」という数字が出ました。
この数字の意味を最も痛感するのは、腹の具合が悪くなって岸に向かっているときかもしれません

→ 参考:フロボは時速何kmで進むのか

大げさに聞こえるかもしれませんが、腹が冷えやすい人間にとっては、ライフジャケットの次くらいに真剣な話なのです。

ジオライン ウエストウォーマーが最高な理由

私は腹巻は、これまでいろいろなメーカーの製品を試してきました。
厚手のもの、薄手のもの、長いもの、短いもの、綿、ウールなどなど・・・。
そのうえで、これが一番です。
何枚も買い足して、常に清潔なものを使えるようにしています。
数えたら、なんと6枚もありました。(笑)

理由1:薄手で目立たない

ジオラインのL.W.(ライトウェイト)は、平均重量わずか40g。素材はポリエステルにポリウレタンを混ぜたもので、ストレッチが効いて体に沿います。

Tシャツの下に着けても、着けていることが分かりません
もちろん、ロッドを振る動作の邪魔にもならない。
腹巻というと野暮ったい印象がありますが、これは完全に別物です。

仕事のときはこの腹巻を直につけ、その上に下着を着て、Yシャツを着ています。
仕事中はほとんどYシャツ姿でいることが多いのですが、この腹巻はかなり薄手なので、透けたり、段差ができたりしないので、つけていて全く気になりません。

理由2:しっかり冷えを防ぐ

薄いのに、きちんと温かい。
はじめて手にしたときは、この薄さで本当に冷えを防げるの?と思うかもしれません。

実際に中央部の生地を二つ折りにして厚さを測ると1mmしかありません。

しかし、ジオラインは登山用のインナーとして評価されている素材で、薄さと保温性の両立がこの製品の本質です。

腹一枚を覆うだけで、体全体の冷え方が変わります。
これは実際に使ってみないと分からない感覚だと思います。

理由3:汗をかきにくく、かいてもすぐ乾く

これが一年中使える最大の理由です。

普通の腹巻は、夏に着けると蒸れて不快になります。
ところがジオラインは速乾性に優れていて、汗をかきにくく、かいても素早く乾く。

そして重要なのは、汗冷えを防いでくれることです。
夏の釣行で汗をかき、そのまま風に当たると、濡れた生地が体温を奪います。
これが夏場の腹冷えの正体です。
速乾素材は、この悪循環を断ってくれます。

主なスペック(ジオライン L.W. ウエストウォーマー)

  • 素材:ジオライン(ポリエステル97%+ポリウレタン3%)
  • 平均重量:40g
  • サイズ:S(57〜71cm)/M(71〜85cm)/L(85〜99cm)
  • 厚さ:L.W.(ライトウェイト・薄手)

私はやせ型なのでMサイズを着用しています。
動いているうちにずり下がってくると機能を果たさず、毎回ずり上げるのも面倒なので、ピッタリサイズをオススメします。

なお、より厚手の「EXP.」というモデルもあります(ポリエステル100%・平均65g)。
真冬の釣行が中心の方や、より強い保温を求める方はこちらも選択肢になります。
サイドジッパー付きで着脱しやすいタイプもあります。

使ってみて分かったこと

何枚か持つことをおすすめします。 私が複数枚持っているのは、洗い替えのためです。一年中使うものですから、常に清潔なものを着けられる状態にしておきたい。速乾素材なので洗濯後の乾きも早く、回転が良いのも助かります。

サイズは実測で選んでください。 ウエストのサイズ表記があるので、できればピッタリ目を選んでください。緩いとずり下がってきます。

まとめ

  • 水の上は季節を問わず腹が冷える(水温・座位・風・朝の冷え込み・汗冷え)
  • 艇の上で腹を下すと、逃げ場がない
  • ジオライン L.W. ウエストウォーマーは薄手40g・目立たない・速乾で一年中使える
  • 何枚か持って、常に清潔なものを
  • サイズはピッタリのものを

派手さのかけらもない道具ですが、これがないと私の釣りは成立しません
腹巻を着けるというと、ちょっと恥ずかしさを感じる方も多いかと思います。
私も最初は抵抗がありましたし、モコモコするのがイヤでいろいろな製品を試してみました。
その結果、これは効果が十分あり、見た目も目立たず、抵抗なく使えます。
もしこれまで長らくお腹の冷えが悩みであった場合は試してみる価値があります。
ずっと気になっていた悩みが一気に改善するかもしれません。

体調管理も、立派な釣りの装備(備え)です。
実は私、これ以外にも腹の対策をいろいろやっています。
その話は、また別の機会に。

では、また。

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